• Yutaka NAGANO

【133】「秋」にはなぜ「火」があるか


こんにちは。

(今日は諸般の事情で、アップが午後になってしまいました苦笑)


「素敵な商品、橋渡しします!」


NACKコンサルト代表の永野と申します。


いつもご来訪いただきまして、誠にありがとうございます。


9月も残すところ、

あと1週間をきりました。

秋が本格的になりつつあるのを

実感する今日この頃です。


皆さまご存じのとおり、

「あき」は「秋」と書きますね。

筆者がここでふと疑問に思ったことが

本日のタイトルでございます。


なぜ「秋」の字には、

「火」の字があるのか?


ことの起こりや起源、

ルーツを調べるのがダイスキな

筆者としましては、

「秋」の字のルーツを調べてみることにしました。


大相撲本場所の最終日のことを

「千秋楽」(せんしゅうらく)と言いますね。

この「千秋楽」も、とある場所で


「千穐楽」(せんしゅうらく)と


書かれていたのを見たことが

以前ありました。


なぜ「のぎへんに亀」なのか?

なんとも不思議に思ったことがあります。

いろいろ調べて見ると、


実は、こういうことでした。

(字がきたなくて、申し訳ございません(苦笑))



元々の漢字の起源は④の字です。

④の字には3つのパーツがあります。

左上をA、左下をB、右のパーツをCとします。

(今の「秋」の字は①ですね)


A:豊かに実って頭(こうべ)を垂れる稲穂

B:燃えたつ炎

C:亀(かめ)あるいは亀甲(きっこう 亀の甲羅)


つまり、亀の甲を燃やして

占いを行う時期が、

稲穂の実りで頭を垂れる「あき」という時期だった


という意味なのだそうです。


本来であればA、B、Cの3つのパーツで

漢字が成立すればよかったものの、

それでは画数が多すぎて

書くのが大変だったのかもしれませんが、

「火」の要素(Bの部分)が脱落して


AとCのパーツを用いて、

「龝」の字(②)が成立したようです。

(読み:あき、とき、シュウ)


「龝」(②)の右側の「龜」の字は

「亀」(かめ)の旧字であることから、

「穐」③の字が出来るきっかけになったと考えられます。


また元の字から

「火」の要素が脱落してしまっていたことから、

どこかに「火」の要素の入った

「あき」の字ができれば、

元の意味である

「龝」の字(②)の

本来の持っている意味は

キチンと後世に残ることになります。


そこで、

のぎへんに「火」の字を添えて、

「秋」の字が生まれるきっかけが

創られていったということになりましょうか。


漢字の持っているパーツの

ルーツをたどっていくことで、

漢字そのもののルーツにたどり着くことが

出来るばかりでなく、

時代背景も知ることが

できるわけですね。


ついでながら

他の季節の漢字の起源も

ザッと見てみましょう。


「春」:草木が日光の光を受けてそれに群がるように伸びまとまっていくさま


「夏」:人が両手両足を動かして、雅やかな舞をまうさま


「冬」:「太陽」と「1年の締めくくり」の意味のパーツを組み合わせたもの


だと言われています。


蛇足ではありますが、

漢字には「筆順」があることは

よく知られていますが、


漢字を「記号」と同じように理解し、

「筆順」どおりに漢字が書けない方を

最近多く見かけます。


自身が最近久々に、

書道を習い始めて以来、

筆順の持つ

「大きな意味」を

痛感せざるを得ません


漢字の「筆順」どおりに

是非書いていただきたい、

そして美しい字を書いていただきたいと

切に願っております。


漢字って本当に

面白く、楽しく

心を豊かにしてくれますね。


漢字を作り出した

古人の知恵と努力に、

本当に感謝しております。


本日もお読みくださり、誠に有難うございます。


お時間を取ってくださいましたことをた心より感謝申し上げます。


今日も素敵な一日に。


永野 拝


「豊かな美と健康のために」

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