• Yutaka NAGANO

【173】からだがひらく

おはようございます。


「素敵な商品、橋渡しします!」


NACKコンサルト代表の永野と申します。


いつもご来訪いただきまして、

誠にありがとうございます。


筆者が都心への

移動に使っている

小田急線の車内広告に、


沿線に学舎を構えている

和光大学の広告があります。


この大学の広告が

結構面白いのです。


普通、大学の広告といえば

学生募集とか、

試験日程の案内とか、

学術関係の○○賞受賞とかいった

案内の広告が多いのですが、

和光大学は少し、いやけっこう違ってました。


学生のなんらかの

問いかけに対して、

和光大学の教員の方が

広告面を使って回答するという

ものです。


題して【和光3分大学】。


実際には3分もかからず

読めてしまうのですが、


かの【3分クッキング】のように

実際は4分以上放送するのに

3分と言ってしまうのと

同じで、


3分というのは

手軽に読めます、見られますという

比喩的な意味合いが

あるのかもしれませんね。


さて直近の

【和光3分大学】では、

人間科学科の

大橋さつき教授が

【ご登壇】されました。

(注:9-10月の広告のため、現在小田急車内では掲出されていません)


大橋先生の「3分講義」がこちらです。

(画像にリンクなし 記事出典:和光大学HP リンクはこちら)



大橋先生のご専門は「ムーブメント教育」なのだそうです。

詳細は皆様のイメージングにお任せしますが、

「動く」「踊る」ということ、舞台造りを通して

「表現する」「和を創り出す」ことを

研究されておられるそうです。

(違っていたら申し訳ないです)


大橋先生はこの「講義」の中で、

からだで学ぶということの意味についての

学生からの問いかけに対し、

以下のように回答しています。


「からだを通して得る感覚を養う」

「夢中になってからだを動かすことで、からだの

眠っていた身体意識が目覚める(からだがひらく)」

「見えない鎧(よろい)の脱ぎ捨てることで、からだ

だけでなくこころも変わっていく」

「この感覚はある種の教養である」


実にユニークな観点だなあと

筆者も感心しました。


おそらくキーワードとしては、

「夢中になって踊る、動く、表現する」

「場の一体感」

「それまで経験し得ないことを経験する」

「その経験がからだを変え、こころも変えていく」

「人間的成長、個の成長、集団の中での成長」


といったものが脳裏にイメージングできました。


からだを動かすことそのものは、

ごくごく基本的な

人間の動作であり、

おそらく本能的、非随意的に

動いているものもおおいと

思います。


なにかを習得しようとしたとき、

本能的、非随意的だけでは無理で、

きちんと基本を習って、

そのとおりに、非随意ではなく

随意的に動作を繰り返す、

そしてこれまで、

できなかったことができていく・・。


そこにあるのは、

ただ「個」そのものの成長です。

ある意味社会における「点」としての

「個」の成長です。


それを大橋先生は、

「舞台」という小さな社会に拡張し、

その全ての参加者に積極的な参加を

促す中で、

ひとりひとりの「個」の成長が

やがて舞台という「面」全体の成長につながり、

それがまた「個」にフィードバックされ、

社会の中での「個」のあり方や

「和」の構築という

社会人としての人間のあり方に

貢献していくのだな、という印象を

受けました。


大橋先生の

「からだがひらく」という表現が

実にユニークで、

あ、最近の筆者は

「からだがとじている」のでは?と

率直に疑問を感じ、

「からだがひらく」という感覚を

一度味わってみたいものだなと

思いました。


大橋先生、

大変示唆に富んだ「講義」を

有難うございます。

心より感謝申し上げます。

(参考 大橋先生の研究室のHPはこちらから

本日もお読みくださり、

誠に有難うございます。


お時間を取ってくださいましたことを

心より感謝申し上げます。


今日も素敵な一日に。


永野 拝


「豊かな美と健康のために」

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