• Yutaka NAGANO

【207】届かないEMS②


おはようございます。


「素敵な商品、橋渡しします!」


NACKコンサルト代表の永野と申します。


いつもご来訪いただきまして、

誠にありがとうございます。


昨日の

『届かないEMS』の

続編を

お届けいたします。


筆者がまだ

独立する前、

化粧品メーカーで

海外のお客様からの

リクエストに応じて、

オリジナルの

化粧品を作る仕事を

しているのですが、

そこで起こった

エピソードです。


お客様は ベトナムはハノイに 本社のある会社です。


日本製の シャンプーを ベトナムで作りたいと

意気込み

当時の勤務先に

問い合わせを

してきました。


そして、

サンプル第一号を

作製し

満を辞して ベトナムにEMSで、

20本の サンプルを送りました。

しかしながら

何日経っても

現地お客様の オフィスには

サンプルは

届きませんでした。

業を煮やして

お客様に、


サンプルは間違いなく

ベトナムに入っている

はずなので、

現地の郵便当局に

問い合わせを

してもらいたいと

お願いした次第です。


そして返ってきた返答が、

なんと、

『サンプルは税関で廃棄、

再度作製し送付を』という

なんともやるせない(苦笑)

回答でした。


20本ものサンプルが、

廃棄とは、

何故かとも

悩んだことも

大有りでした。


キチンとこちらは

現地の薬事に合わせて

サンプルを

作っていますので、

届かないはずが

ありません。


しかし

お客様からの

要望である以上は

仕方がない!


と言うことで、

再度作製して

やはり同じEMS便で

送ることにしました。


会社の方針で、

原則としてサンプルは

無償にしていますから、

今回もまた

予定通りにできた後は、

EMSで発送しました。


日本を離れ、

飛行機は順調に飛び、

ベトナムに到着したのです。

そしてかの、

【税関】に、

サンプルは入りました。


なんとか今度は、

通過してくれ!


もう祈るような気街です。

なんとかしてくれっと!


しかし税関からは

全く動きませんでした。


何があったのだ、

もうこれで40本もの

サンプルが、

全てダメになったのか、

やはり.....。


現地からの回答は、

前回同様

廃棄➡︎再送というものでした。


これには筆者も

困り果てました。

もう有償サンプルにするぞと

現地の担当者に言ったら、

有償だったら、

買わないと言い出す始末です。


筆者は 余計に困りました。

すでにサンプル40本、

足掛け1.5ヶ月以上、

先方にサンプルは

届いていないわけです。


数日間の空白があり、

もうこの案件は 諦めるかとと

思った矢先のことでした。


先方からメールが入りました。

タイトルには

方法はあると書いてあります。



慌ててメールを開き、

文面を丹念に

読んでみました。


中に書いてあったのは、


【ギフト】という

一言でした。


会社の代表宛に

【ギフト】と書いて

もう一度送ってくれ、

なんとかなると思う。

迷惑をかけてすまなかった。

これがベトナムという国の 税関のやることなんだ。

本当に申し訳ない、


とそのメールには

書いてありました。


社長に

掛け合って、

もう一度無償で送っても良いか

確認し、

了承を得たので、

3度目の正直として

伝票には

“GIFT”と書いて

再度発送しました。


サンプルの本数は

少し減らして

16本にしました。


これで

先方に届かなかったら

この案件は打ち切りにすると

いうことになっていたため、


逆にサバサバした

気分になっていた

筆者が不思議でした苦笑。


そして

なんと、

ベトナムの税関に入った

翌々日、

税関を通過したのです!


さらに2日後、

その【ギフト】は

無事に先方に届きました。


実は ベトナムに限らず、

【ギフト】の扱いにして

送った方が

スムーズにいく国は

他にもあるようです。


筆者がこういう事態が 初体験だったため、

随分慌てたりしましたが、


他の国のお客様でも 同じようなことを言ってくる方は

いらっしゃいます。


日本で普通のことは、

決して海外では 普通では無いことが

よくお分かり頂けたかと

思います。


逆に言いますと、

こう言った経験を 楽しんでおけば、

海外へ行く、

あるいは

海外と取引をするのが

もっと楽しくなるのです。


日本とは 違うのですから、

違っていいと

思えるように

なってくるのです。


本日もお読みくださり、

誠に有難うございます。


お時間を取ってくださいましたことを

心より感謝申し上げます。


今日も素敵な一日に。


永野 拝


「豊かな美と健康のために」


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