• Yutaka NAGANO

【247】25回目のレクイエム

おはようございます。


NACKコンサルト代表の永野と申します。

いつもご来訪いただきまして、

誠にありがとうございます。


今日は、

25年前のこの日に起きた

とある重大な出来事に ついての

レクイエムを

綴らせていただきます。


明るいお話には

ならないかもしれませんが、

どうぞおつきあいくださいますよう

お願い申し上げます。


筆者が大学をでて

東京に来ましたのは、

1988(昭和63)年3月、

今月でほぼ32年が経ちますが、

この間約4-5年は

実家のある兵庫県あるいは

大阪府に居を構えていた時期があります。


今回の自然災害は

筆者がその居を

兵庫県に置いていたときに

発生した、

まさに歴史的にみて

未曾有と十分言える災害でした。


正式な名を

「兵庫県南部地震」と言います。

阪神(淡路)大震災という言い方も

よく使われるようです。


午前5時46分、

まだあの街の空は

夜明け前で真っ暗でした。

5時半ごろ目が覚めた筆者は

暫くして、

地鳴りのようなものを

耳にしました。

あまり聞き慣れない音が

続いたかと思うと、

約30-40秒にわたって

大きな縦揺れ、横揺れが

頻繁に発生し、

事の重大さを感じました。


当時近畿地方は

地震など起きないと

ずっと言われていたものの、

中学の理科の先生が、

「関西でも地震は絶対起こる」と

確信でもあるかのように

授業していたことを

思い出しました。


それが当たったということでした。


亡くなられた方の数は、

約6,400人余。


神戸市の特に

中心部から東側をメインに

壊滅的な

被害を受けました。


(ネットよりお借り)


高速道路も倒れ、

高層マンションも倒れました。

L字型の構造をしたマンションの

東西方向が倒れ、

南北方向が倒れずに残るというような

状況もありました。


パトカー・消防車・救急車の

サイレンが

何日もの間、

鳴り続けました。

当時住んでいた

実家の周辺も

木造住宅ばかりで,

ほぼ全壊状態になり、

一面青のビニルシートに

覆われました。


当時大阪市内の

某サービス業に勤務していた

筆者は、

梅田(JR大阪駅)ターミナル近くの

事務所に向かいましたが、

通常ドアツードアで30分もあれば

行けるところ、

クルマで4時間

かかりました。


ビルの屋上で

記憶に焼き付いたものは、

梅田の街の賑わいではなく、

ただ1月の寒風の

吹きすさぶ音だけでした。


割れた硝子を

片付けた時の

破片の音が

殊更に大きく、凄まじく

脳裏に響きました。


筆者の住んでいた地域は

震度6強、

震度7は免れたものの、

それでも揺れは

ものすごいものでした。


幸いにして、

筆者が中学生の時に、

実家を耐震プレハブに

建て替えていたため、

屋内のものは

ことごとく壊れましたが、

家屋の倒壊はなく、

全く無傷でした。


震災当時

筆者は29歳、

その更に15年前に

実家を建て替えていた、

なんとも不思議でした。


今は亡き父は当初、

旧い実家に相当な愛着があり、

建て替えには反対でしたが、

母方の祖父の勧めにより、

首をようやく

縦に振ってくれました。

それももう40年以上も前のことです。


あの時決断してくれた

父には

本当に感謝以外の

何ものもありません。


建て替えしていなければ、

筆者はこのブログを

書いていなかったかも

しれないわけですから。


当時

あの日を境にして、

神戸の街が

本当に変わってしまいました。

その後約10年近くに亘って

様々に

「復興」という言葉が

神戸の街の中で

聞かれました。


今の神戸の街に

震災の傷跡を見ることは

本当に無くなりましたが、


この「1.17」という日の

ことだけは・・・、

今日は25周年の日でありますが、

これは50年経っても、

100年、200年と経ったとしても、

決して歴史から消えることのないよう、

風化することのないよう、

当時近隣に住んでいた者として、

できることはしていきたいと

考えます。


筆者は

2011年の東日本の震災でも、

当時中野区内にいて遭遇し、

2度の震災を経験することになりました。


兵庫の震災については

その発生原因は

いろいろ言われているのは

確かです。

ただここでは

それについては

言及はしません。


亡くなられた方々の

想いを背負う一人として、

ただ未来に向けて

一歩一歩と

前へ進むのみです。


亡くなられた方々の

ご冥福を

心より、

心よりお祈り申し上げます。

本日もお読みいただき、

誠に有難うございます。


お時間を取ってくださいましたことを

心より感謝申し上げます。


今日も素敵な一日に。


永野 拝


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