• Yutaka NAGANO

【43】化粧品づくり⑦容器を考える

NACKコンサルト代表の永野と申します。


いつもご来訪いただきまして、誠にありがとうございます。


化粧品づくりについて、いろいろとご案内していますが、今回は7回目ということで、容器について考えます。


化粧品づくりを考える上で、容器は大変重要な要素です。

場合によっては原液以上の役割を果たすことになるかもしれません。


容器は、原液を保存するという機能だけでなく


①外部のさまざまな障害から原液を守る

②原液の内容を明確に表示する

③原液の持つ価値(価値観)を高める


などの重要な役割があります。


やはり高級(ブランド)化粧品になりますと、容器代もバカになりません。製品によっては原液原価より容器代の方が高かったりするものもありますから、まさに「たかが容器、されど容器」です。


まずは容器メーカが、さまざまなタイプの既製品(カタログ品)を出していますので、もしこれから化粧品を使ってみようとお考えの方は、そちらから選んでみることをお勧めします。


「初めてつくる化粧品だから」と意気込んで、とにかく全てにこだわりたい、

そのお気持ち、

よーくわかります。


ただ、原液にしても容器にしても、

初回生産は「一時の費用(イニシャルコスト)」が

ものすごくかかります。


ゼロから作りたいとこだわりすぎて、

見積をとったら、

容器代だけで予算をオーバーしてしまったという、

ギャグのような本当のお話もあります。

(一から容器を作る場合、金型制作費だけで数百万かかるという例が大半です)


売りたいお気持ちは良くわかりますので、


まずはご自身の製品も

「化粧品のOne of them」と割り切って、


コンセプトをしっかり練って

作られることをお勧めします。


少なくとも日本の化粧品容器メーカは、

決して粗悪品は作りません。

言い方を変えると、「安かろう」で中国メーカ製の容器は、

慎重に選ばれることをお勧めします。


よく化粧品の展示会等で中国の容器メーカが出展しているのを見かけます。

展示品は、それはそれはキレイなサンプルが多いです。

ただ、それに気を取られて中国製を選ぶと、


後々大きな経済的・時間的コストの負担を強いられることになります。

もちろん、

すべての中国メーカに問題があるとは言いません。

中国のメーカも高質なものを作ってくれるところはあります。


ただ筆者もいろいろメーカの工場を見たりサンプルを取り寄せたりして、

情報分析はしていますが、

国内メーカの容器の方が評価は高いし

なんといっても安定性があり、安心感も高いです。


そういった評価も手伝ってか、

国内容器メーカは特に海外からの旺盛なインバウンド需要の影響で、

注文から納品まで最速で4-6ヶ月、

メーカによっては1年待ちというところもあるようです。


化粧品づくりって、大変ですね(苦笑)。


本日もお読みくださり、誠に有難うございます。


お時間を取ってくださいましたことをた心より感謝申し上げます。


今日も素敵な一日に。


永野 拝

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